平田さんはハローデイ古賀店のベーカリー部門を担当しています。
生地をこねてパンを焼き上げ、商品を陳列する売り場づくりや接客応対が主な仕事です。この店舗では、常時50種類のパンが並んでいるそうですが、平田さんは上司と一緒に古賀店限定の商品開発も行っています。
学生の頃、スーパーでアルバイトをしていたという平田さん。そのときに感じた、商売の面白さや地域に貢献できる仕事内容に共感し、小売業界での就活を進めていたそうです。数ある小売企業の中から、ハローデイを選んだ決め手の1つが、自分のアイデアや提案を尊重してくれる環境にあったといいます。
平田さんは、入社間もない頃、研修中に出会ったベーカリー部門で働く先輩社員の影響を受け、自らベーカリー部門への配属を希望したそうです。パンの作り方や接客スキルをさらに磨いて、先輩に成長した様子を見てもらうのだと意気込んでいます。このように、成長した姿を見てもらいたいという存在が多いこともハローデイの特長のようです。
田原さんはハローデイ志免店青果部門のチーフとして働いています。チーフとは部門の責任者のことで、売り場の人手は足りているか、日々の営業数字は順調かなど、部門全体をマネジメントするのが役割です。特に、田原さんが担当する青果部門は業界の中でも「お店の顔」と呼ばれている重要なポジションだといいます。
スーパーや量販店などの小売企業では、お客様のニーズを予測する「商品発注」が成否のカギを握っています。ハローデイでは、こうした売上を左右するような発注業務も現場の社員に大きな裁量が与えられています。
田原さんも青果チーフとして、イベントや天候、気温などから、顧客心理を想像し、自ら仕入れの計画を立てる、そしてその予想が当たって商品が売れる、こうした試行錯誤の最前線に立てることがハローデイで働く醍醐味だと語ります。
山本さんは、ハローデイのもう1つのブランド、ボンラパストレゾ(六本松)で約120名のスタッフを束ねる店長を務めています。店長の仕事は、店全体を見渡しながら売り場の様子やスタッフの体調に目を配ったりする、お店の経営者のような役割です。
山本店長をはじめハローデイで働くスタッフの多くが口々に語るのが、ハローデイ社内の人間関係のよさです。「スタッフは宝。一緒に働く仲間が褒められることはすごく嬉しい」と語る山本店長。また、ハローデイの特長「得意技を生かす」という長所伸展の風土にも強く共感しているといい、「仲間の喜びが自分のことの様に嬉しい」とリーダーとして店舗スタッフを温かく見守っています。
志岐さんはデリカ(お惣菜)部門のバイヤーを務めています。バイヤーとは、お客様から求められる商品や食材をメーカーから買い付けたり、自社で商品開発を行い、店舗スタッフが現場に導入するまでの仕組みを作るのが主な仕事です。
志岐さんは入社後、デリカ部門の現場で経験を積んだ後チーフに昇格し、その後スーパーバイザーを経てバイヤーの道に進んできたそうです。 自分の活躍の幅を拡げながら、その時々に働き甲斐を感じてきたといいます。 ハローデイのキャリアステップについて伺うと、「頑張った分だけ評価してもらえて、多くのチャンスをいただける」と誇らしげに語ってくれました。
大森さんは、ハローデイ12店舗の運営を支援するブロック長を務めています。約1200名の責任者として、時には店舗に足を運び、また時には本部の経営会議に出席しながら、経営層と現場を繋ぐ役割を担っているそうです。
2001年に新卒入社した大森さん。勤続年数20年以上というベテラン社員の一人です。大森さんはハローデイで働き続ける理由の1つに、企業スローガンにもなっている「縁ある人々を幸せにする」という加治社長の考えに共感していることがあるといいます。
中島さんは、新卒で入社後精肉部門に配属されました。その後、結婚出産を経て育児休暇を取得しています。産休育休を利用する当初は、勇気も必要だったと素直な気持ちをを語ってくれた中島さん。しかし「また戻っておいで」と温かく迎えてくれる仲間の存在に感謝の気持ちを感じるとともに、仕事への愛着も高まっているそうです。
ますます進む、IT社会や新しい生活様式。その中でもハローデイの存在価値を社員たちは確かに感じているようです。中島さんもお客さんから直接「生活を支えてくれてありがとう」と声をもらうこともあるそうです。
自身の技術や販売力を磨きながら、仕事を通じて地域の人々の生活を支えている実感について、「ハローデイが何年先も何十年もあり続けることで、お客様の食生活を支え社会の役に立つことに繋がっている」と誇らしげに語ります。